皆さま、こんにちは。コバヤシです。
12月21日(日)に、キッズボランティア活動で、学習会として「水元公園の野生動物調査」を行いました。
今回は、彼らが「どんな場所を利用して」、「どんなふうに暮らしているのか?」を、彼らが残した足跡や糞などの痕跡を辿っていくことで予測し、それらが実際に合っているのかを、センサーカメラ(トレイルカメラ)で記録映像を撮ることで確かめることにしました。
まずは浅間神社跡地の笹薮で『獣道(けものみち)』を探しました。
獣道とは、その名の通り獣が通る道のこと。繰り返し往来のある場所は、地面が踏み固められて窪んでいたり、そこだけ草木がどけられて空間が空くようになります。
園路から道脇の茂みを見るだけでも、ここにはたくさんの獣道が確認されました。

(写真では見えづらいですが、笹薮の中に獣道を見つけています。)そこで、見つかった獣道の中でも、人が入っていけそうな広い場所のものを選んで、実際に辿って行ってみました。
キッズたちも「この道は右に曲がっていってる!」「ここは左右に分かれて、交差点みたい!」と、いろんな獣道を見つけながら進んでいきます。
すると、その先には大量の糞が!
真新しい糞からボロボロになった糞と様々あり、一箇所に何日も糞を溜めたような痕跡です。
このような『ため糞』を作る習性を持つ動物は何種類か知られていますが、このため糞の量や過去の記録からも、恐らくタヌキのため糞かと思われます。
もしかしたら、これまで辿ってきた獣道は、タヌキが糞をしに来る道だったのかも知れません。
糞の中には、イチョウをはじめエノキやムクノキなどの種子がたくさん混じっていました。
周辺に同様の樹木が生えている点からも、この周辺を生息域としている可能性は高そうです。
そんなこんなで、恐らくはタヌキが主に利用しているであろうことを予想し、ため糞場や獣道にセンサーカメラを仕掛けてもらいました。
どこが最もよく利用される所か、どこなら動物たちの邪魔にならずに写せるか、周囲の状況も鑑みながら設置してもらいました。
※林内への立入りやセンサーカメラの設置については、今回の活動のために水元公園サービスセンターや東部公園より許可を得て行わせていただいております。
公園施設等に無断で立入り・設置していいものではありませんので、そのあたりはご注意ください!
設置が完了したところで、今回の活動はここまで。
カメラは3週間ほど設置して、結果は来年のお楽しみとなります。
果たしてキッズたちの狙い通りにタヌキは映るのか、はたまた予想外の生きものが現れるのか・・・。
乞うご期待!