皆さんこんにちは。水元かわせみの里スタッフの鈴木です。
今日も野草園で見られた昆虫を紹介します。
というわけで早速アオドウガネを発見したのでご紹介……と思いきや、なにやらアオドウガネの上に何かが乗っています。
乗っていたのはアオドウガネと同じぐらいか、それ以上の大きさの昆虫です。
そしてこの昆虫、よく見るとアオドウガネの腹部にクチをぶっ刺しているではありませんか!!
どうやらこれは、シオヤアブによるアオドウガネの捕食のようです。
このシオヤアブという昆虫……
昆虫界で最高クラスの戦闘力があるのではないかと言われています。
ハエ目ムシヒキアブ科のグループの昆虫なのですが
学研の図鑑によると23㎜~30㎜とそこそこ大きな昆虫です。
しかし、待ち伏せ型の狩りにより、自分よりずっと大きな昆虫も襲って食べることができます。
シオヤアブのオスは、腹部に白いフワフワがついているのが特徴です。メスはこの白いフワフワがありません。
つまりこのシオヤアブはオスのようです
この白い毛の束が塩に見えることからシオヤアブの名前の由来になったようです。
シオヤアブは7-8月の暑い夏の時期によく出会える昆虫です。
皆さんもぜひシオヤアブを探してみてください。