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水元かわせみの里水辺のふれあいルーム

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葉っぱの裏にいる緑色の幼虫

皆様こんにちは。
水元かわせみの里 鈴木です。


ゴミ拾いや安全確認のため、朝の巡回をしていた時にとある生きものを見かけたので紹介します。

水元かわせみの里の野草園から園路に飛び出しているサクラの葉がかじられている様子だったので、
もしかしてなにか生きものがいるのかな?と思い、葉っぱを裏返してみると……
葉っぱの裏にいる緑色の幼虫_d0121678_09555629.jpg
いました!緑の体で背中にはたくさんのトゲが生えているイモムシ!
まさに葉を食べている最中ではありませんか ムシャムシャ
そしてたくさんいる!1匹、2匹、3匹、4匹……多すぎる…! 数えるのをやめよう。



こちらのイモムシは
ヒロヘリアオイラガの幼虫です。

サクラやカエデ、カキノキ、ケヤキ、ミカン、アラカシなどで見つかります。
6月~10月ごろまで見られ、大きさは20mm~25mmほどです。
葉っぱの裏にいる緑色の幼虫_d0121678_09562362.jpg


ちなみに人がトゲに触れると、電気が走ったような痛みを感じます。刺された場所は赤くなりしばらく痛むことがあります。
触らずにそっとしておいてくださいね。
風が強いと頭上から降ってくることもあります。見つけたら近寄らないようにしましょう。

なお、ここで見つかったヒロヘリアオイラガは、安全のためこちらで除去しておきました。

ところでヒロヘリアオイラガはなぜ毒のトゲをもっているのでしょうか。
もちろん、外敵に食べられないよう、毒のトゲで身を守るためです。

でも、そんなアオイラガも、ヨコヅナカメムシなどの昆虫には食べられてしまいます。
毒のトゲも無敵ではないのですね。

by kawasemiblog | 2024-09-22 16:09 | 生きもの情報 | Comments(0)