道端にシマヘビ登場

皆さま、こんにちは。コバヤシです。

今、水元かわせみの里周辺では、ようやくクズの花が盛りを迎えています。

2週間前にご紹介したウラギンシジミの幼虫も、以前よりずっと見つけやすくなっています。

今時期が観察のチャンスですよぉ。

さて、それとは別に、昨日はちょっと珍しいこんな生きものに出会いました。

わかりますでしょうか？

シマヘビです。

大きくなれば全長1mをゆうに超えるヘビですが、まだそこまでではなさそうでしたので、若い個体と思われます。

アオダイショウと少し似ていますが、シマヘビは体に沿って4本の黒い縦縞が目立ち、そして目の虹彩が真っ赤なのが特徴的です。

個人的に道端では初めてみましたが、基本的には草むらに隠れながらカエルやトカゲなどの小動物を食べて暮らしているようで、水元公園でも、こうして稀に見かけられます。

縮こまって緊張している様子でしたが、しばらくするとザザザザーっと草むらに戻っていきました。相変わらず手足の無い体でどう直進しているのか不思議。面白い生きものだなぁ。

ちなみに毒はありませんが、爬虫類好きの知人曰く、比較的気性の荒いヘビだそうなので、見かけた際は遠めに観察しておくくらいにしてくださいね。