皆さま、こんにちは。コバヤシです。
本日、自然学習講座「帰ってきた水元公園のカワセミを知ろう!」を実施しました!
これまでもご紹介してきたように、水元小合溜は、かつて水質悪化に伴い水辺の生きものたちが激減してしまい、カワセミも見られなくなってしまった過去があります。
しかし、水元かわせみの里の水質浄化対策事業『カムバックかわせみ作戦』によって、今では水元小合溜で繁殖もできるほどに、まさに”カムバック”してくれています。
ここ水元かわせみの里でも、今ではほぼ毎日のように見られており、過去5回、繁殖にも成功しています。
今回はそんなカワセミと、水元小合溜におけるカワセミの生息状況などについて、講義と野外観察を通して学んでいただきました。
講師を担当したのは、同じく水元かわせみの里専門員の野間さんです。
まずはじめに室内で、カワセミの基礎的な生態や、前述の『カムバックかわせみ作戦』についてお話ししました。
専門員の軽快なトークと、ノリの良い参加者の皆さまの反応で盛り上がりながら、
カワセミがどのような鳥で、そのカワセミのために行ってきた保全活動等について知っていただきました。
その後は、実際に野外に出て、カワセミやその繁殖場所を観察に行きました。
水元かわせみの里やかわせみの池をまわり、実際にカワセミが巣穴を出入りする様子を観察できました!よかった~。
野外観察の後は室内に戻り、水元小合溜全体における現在のカワセミの生息状況についてお伝えし、終了としました。
参加者の皆さまからは、
「とても楽しかったです。他の鳥のことも知りたくなりました。」
「普段、水元公園に遊びにきただけでは分からない、自然×生きものの魅力を知ることができて良かったです。」
「実際にセミナー中にカワセミが飛来して感動しました。鳥肌が立ちました。」
「5月のカワセミを調べるのに行きたいです。楽しかったです。」
など、様々な感想をいただきました。
講座に参加してくださった皆さま、
お手伝いをしてくださったボランティアの皆さま、
どうもありがとうございました!
最後に、お知らせです!
水元かわせみの里スタッフをはじめ、市民の方々と共に、水元小合溜全域におけるカワセミの個体数を調査することで、現在の生息状況を把握し、今後の保全活動に繋げようというものです。
そして次回、4回目となる調査は5月6日(月・祝)に実施予定!
今回の講座に惜しくも参加できなかった方、野鳥観察に興味のある方などなど大歓迎!
カワセミのことが気になる方は、ぜひぜひご連絡ください!
※募集詳細は葛飾区公式サイトにも掲載されていますので、よろしければ下記リンクよりご参考ください。
そのままオンラインでのご応募も可能です!