皆様こんにちは。
水元かわせみの里の野間です。
かいぼり中に保護した植栽も池に戻し、すっかり水草にあふれた素敵な池に生まれ変わりました。
そんなカエル池ですが、先日、植栽された水草たちの合間に、何やらメレンゲ状のものを確認。
これはまさかと思い近づいてみると……
これまでも声はよく聞いていましたが、まさかここに産卵してくれるとは!
新しく作り直したカエル池が、カエルたちにとってとても暮らしやすい素敵な池であることの証明かも知れません。シュレーゲルアオガエル、ここを選んでくれてありがとう!やったぜ!
(水元かわせみの里で飼育中のシュレーゲルアオガエル)
しかし、このシュレーゲルアオガエル、水元由来のものかどうかは不透明な部分も多いです。1958年に発表された資料「水元小合溜における生物の調査」にシュレーゲルアオガエルの名前はなく、また、1997年に発刊された著書「水元公園」には、過去にアオガエルが確認されたとの一文こそありますが、同著に記載のある1923年の南葛飾郡の記録にも、シュレーゲルアオガエルの名前はありません。
加えて、かわせみの里裏手の水草を保全しているアクリル水槽から突如成長したシュレーゲルアオガエエルの幼生が見つかったこともあり、現在見られている個体は放流個体である可能性も強く疑われています。もちろん、地域個体群である可能性も否定はできませんが。
とはいえ今回、少なくとも水元かわせみの里のカエル池が、シュレーゲルアオガエエルが産卵できるほどの環境になったことがわかり、嬉しい限り。
このまま豊かな水辺環境を整備し、もっと多くの生きものでにぎわう池に変えていきたいと思います!