皆さま、こんにちは。コバヤシです。
本日、自然学習講座「水元公園の魚を観察しよう」を開催しました。
講師には、淡水魚類の研究者の君塚芳輝先生と、柴又・新八水路で共に魚類調査をされている自主生物調査団の皆さまにご協力いただき、魚類を中心に、水元小合溜に生息する生きものを網で採集して観察しました(なお採取にあたっては小合溜を管理する葛飾区の許可を得ています)。
はじめに水辺のふれあいルームで、これから観察に向かう小合溜の成り立ちについてお話し、
次にスライドショーを用いて、そこで見られる魚類について君塚先生よりご紹介をいただきました。
その後、小合溜へ移動し、講師より手網の使い方を教えていただいたあと、参加者自身で水の中の魚をはじめとした生きものを捕まえました。
新八水路調査団の皆さんは投網をつかい、手網では取れない生きものたちを捕まえてくれました。
皆で20~30分ほど生きものを捕まえた後は、観察地点の両端に事前に仕掛けてあった罠(びんどう)を引き上げ、そこに掛かっていた生きものも捕まえました。
その後は、捕まえた生きものを水辺のふれあいルームに持ち帰り、一部の種類について、君塚先生のご案内のもと皆でじっくり観察しました。
今回、個体数自体は多く捕まえられたわけではありませんでしたが、それでもクロダハゼやヌマチチブ、モツゴ、ボラなど、魚類だけで8種類、その他にもテナガエビ、スジエビ、ヤゴ(トンボ類の幼虫)も含めると、合計13種類の生きものが見つかりました!
スバラシイ!
最後は、見つかった生きものや魚類について、参加者から挙がった質問に君塚先生がお答えくださり、講座は終了としました。
今回の講座では14種類の生きものが見つかりましたが、水元公園・水元小合溜にはまだまだ他にもいろんな生きものが暮らしています。
しかし、陸地から手網を使うだけでも充分にいろいろな生きものが観察できますので、良かったら皆さんも、水元公園に魚を観察しに来てみてくださいね。
参加者の皆さまからは、
「楽しかったです。ありがとうございました。」
「先生の知識がすごい!」
「意外と魚がいてびっくりした。」
など、たくさんのご感想をいただきました。
講師を務めてくださった君塚先生と自主生物調査団の皆さま、
講座に参加してくださった皆さま、
お手伝いくださったボランティアの皆さま、
どうもありがとうございました。
ちなみに、今回捕まえた魚に関しては、講座の終わりに逃がしました。生きものたちも、いろんな姿を見せてくれてありがとうね!
※今回の魚の採取では、調査団の皆さんによる投網や罠(びんどう)も使用しましたが、漁業権が設定されている場所では道具を使った魚の採取が禁止されているところもあるのでご注意ください。また、生きものの捕獲を禁止している公園もありますのでルールを確認して守りましょう。
なお、君塚先生をはじめ自主生物調査団の方々は、月に一度、江戸川と柴又新八水路で魚類調査を行っています。
一般の方々でも、調査の見学や、実際に調査に参加させていただくことが可能です。
ご興味のある方は、ぜひ一度見てみてくださいね。
これを機に、区内でも様々な場所で生きものを観察して、地域の自然に興味を持ってもらえたらと思います。
もちろん、水元かわせみの里でも、いつでもお待ちしております!