皆様こんにちは。
水元かわせみの里の野間です。
水元公園、カラスめちゃくちゃ多いですよね。
つい先日、中央広場の川沿いに、100羽をゆうに超えるカラスの群れが集合しているのが見えました。
夕方ごろになると、カラスたちは毎日のように中央広場周辺に集まるようです。
これはおそらく、カラスのねぐら入りの準備の様子です。
繁殖に参加しない独身のカラスたちは群れで生活しますが、群れごとに夜に寝る場所が決まっており、これをねぐらと言います。
そして、そのねぐらに移動する"ねぐら入り"ですが、それぞれが気ままにねぐらに移動するのではなく、集団でねぐらに向かうことが知られています。
まず周辺に点在していた小さな群れが一箇所に集まって大きな群れをつくった後、日が暮れる頃に一斉にねぐら入りをするようです。
そして、私自身は確認できていませんが、どうやら噂では水元公園にはこのねぐらが存在するようで……、そのために夕方近くになると、このように多くのカラスが集まるのだと思います。
ちなみに水元公園には「ハシボソガラス」と「ハシブトガラス」と言う二種類のカラスがおり、この群れにはどちらのカラスも混ざっていました。
(左:ハシブトガラス、右:ハシボソガラス)たまたまなのか、ねぐらには両種とも混ぜこぜになって移動するのか、どっちなんでしょうね。
日が暮れる直前には、この中央広場に集まったカラスたちが集団で飛んでいく姿が見られると思うので、今度観察してみようと思います。