皆さま、こんにちは。コバヤシです。
本日、キッズボランティア活動で、「野草園の池のかいぼり」を行いました。
かいぼりとは、池の水を抜いて泥を干し、水を新たに入れ直すことで、池の環境を改善すること。
水元かわせみの里の裏手にある野草園には、カエル池と呼んでいる人工の小さな池があるので、
この池のかいぼりを行うことで環境を整備し、同時に、池にどんな生きものがいるのかを調べました。
はじめに、キッズたちにかいぼりの意義と効果について学んでもらってから、カエル池に行ってかいぼりスタート。
水は予めポンプで汲み出しておきましたので、キッズたちには池の底の泥をさらい、中にいる生きものをプラケースに仕分けしてもらいました。
昨年1月に実施した際には、子どもたちから「水が冷たくて作業が大変!」という
ブーイングの嵐ご意見をもらっていましたので、今年は水作業用のゴム手袋を支給しました。
おかげで今回大変だったのは、服や靴が泥だらけになるというところだけ。いやーよかったよかった。
仕分けた生きものは集計して表に書き込み、過去4年間のデータと比較しました。
今回見られた生きものは、ヌマエビやヨコエビの仲間、ヤンマの仲間の幼虫、ユスリカの仲間の幼虫、モツゴ、ウシガエルの成体、カワニナ、タニシ。
種数は見られたものの、個体数は昨年ほどではないという感じでした。
(※283匹のタニシは、死んだ殻も含まれていますので、生きている数はここまでではありません。)
ただ、エビ類やイトミミズなどの小さな生きものが減っているようで、こうした生きものたちは水底の環境を豊かにしたり、他の生きものたちの食べものにもなったりするので、今後はこうした生きものたちも多く戻ってきてくれると嬉しく思います。
池はこの後天日干しして乾燥させ、その間に池自体の修繕も行っていく予定です。
またちょいちょいご報告していきますね~。