皆様こんにちは。
水元かわせみの里の野間です。
水元大橋からガマ田にかけての小合溜沿いの道。
日にきらきらと反射する小合溜は美しく、春の陽気を感じるポカポカと温かい今日などは、散歩するだけでとても気持ちの良いことでしょう。
しかしその足元には、沢山のウンチが落ちている。
(大きなうんち)
(縦向きに落ちたうんち)
きれいな池のほとりの道にひっそりとたたずむこの数々のうんち。よく見ると、大きく形の残ったうんちの他、乾燥してシミみたいになったうんちなど、様々なうんちの痕跡が見られます。
これは全て、ヒドリガモというカモのウンチです。
実はこのカモ、人がいないタイミングでそっと陸地に上がっては、イネ科植物の実などを食べて暮らしている、草食のカモです。
そして、植物をたんまり食べたあと、陸地にぽんとウンチをしていくわけですが、植物を食べていただけあって、ウンチもしっかり緑色。
ウンチと言うと汚い印象もあるかもしれませんが、これも大切な生きものの痕跡。この数々のウンチ達は、カモと人が同じ場所で共に暮らしている証拠ということですね。
ヒドリガモたちは、3月末から少しずつ北に向けて渡りをはじめ、5月を迎えるころにはすっかり水元公園からいなくなってしまいます。その頃には、見たくてもこの緑のウンチを見ることはできなくなってしまうので、ぜひ今の内に、可愛らしいカモとウンチを堪能してみてください笑。