オオミズアオが羽化していました。

皆さま、こんにちは。コバヤシです。

先日、生きものガイドウォークで水元かわせみの里周辺を歩いていた時のこと。

参加者の方の一人が、道中でなにやら草にぶら下がるデカい昆虫を見つけたとのことでお声掛けくださり、私も覗いてみたところ・・・

オオミズアオ！オオミズアオじゃないか！

しかも羽化の最終段階。翅を伸ばしているところでした。うおー。

オオミズアオはヤママユガ科に属する大きなガの一種。東京都レッドリストによれば、東京23区では絶滅危惧Ⅱ類に分類され、そう多くは見られません。

それに加えて、この美しい翅！う～ん、感動的。

（30～90分ほどかけて翅を伸ばし、羽化が完了したオオミズアオ）

オオミズアオは、その翅の美しい雰囲気から、時にアゲハなどのチョウの仲間と思われることもあるようです。

まぁチョウもガも同じ鱗翅目(りんしもく)で、明確な違いなんてないんですが、「ガ＝地味」みたいなイメージを覆してくれそうな美しさがこの子にはある！と強く推したい今日この頃です。