とはいえ、本来ならお庭などの土や茂みの近くに置くものでして。
これは生きもののすみかの紹介として、サンプルの展示にするような気持ちで最初は設置したのですが…そんな場所でもどのくらい生きものが集まっているのかを確かめるため、
2月13日(日)にキッズボランティアの皆で、むしむしハウスの中の生きものを調べました。
虫たちが暮らす環境には様々なものがあるので、むしむしハウスには木の枝やわら、ササ、石など、いろんなものを詰め込んでおきました。
それらを引き抜いて、中にいる生きものを探してみれば…
やはり出たッ!クロゴキブリ!
狭い隙間と言えばこのお方。わらや木の枝、あとはむしむしハウスの中に入れていた巣箱の中にも入っていました。
悲鳴を上げるキッズもいましたが、嬉々として捕まえるキッズのおかげで無事捕獲。素晴らしい。
数えてみたら合計52匹も見つかりました。さすがとしか言いようのない数です。
太い木の枝に空けた穴には、泥が詰め込まれていました。
これはドロバチの仲間が産卵のために泥を詰めた痕だと思われます。
穴が空いているところを見ると、どうやら既に、中で羽化した成虫が出ていった後のようです。
ササの中にも同じような痕が見られました。
そして、今回(個人的に)一番の大物、ニホンヤモリも見つかりました。
ナミテントウやクサギカメムシの他、ハエトリグモの仲間など、小さな生きものはたくさん見つかったので、もしかしたら冬に入る前はそれらを食べに来ていて、そこで越冬を決めたのかも知れません。
思っていたよりもイイぞ、むしむしハウス!
最後は、どの素材の中にどの虫が、どのくらい見つかったか集計してもらいました。
(※『アシブトハエグモ』と書いてあるところもありますが…これは『アシブトハエトリ』のことのようです。)
土や茂みから離れている場所でも、これだけの種数の生きものたちが集まってくれていたとは、嬉しい限りです。
取り出した素材や生きものを再びむしむしハウスに戻したところで、今回は終了としました。
また来年の冬も、いろんな生きものが集まってくれることでしょう。
よろしければ皆さんも、ぜひご自宅の庭などにむしむしハウスを作って、生きものを呼んでみてくださいね。