水元かわせみの里のスタッフ,芝原です.
夏休みということで,最近は平日にもかかわらず,虫好きの元気な小学生たちのサロンと化している水辺のふれあいルームです(笑)
熱心な子は,開館とともに現れ,お昼に一旦お家に帰り,戻ってくると閉館まで専門員のガイドウォークに参加したり,ふれあいルームで飼育している生きものの世話をして,5時30分の閉館時間にお家に帰ります.これはもう,ほとんどスタッフと一緒(笑)
さて,そんな微笑ましいお話から一転します.先日の朝,いつものようにゴミ拾いをしながら「水元かわせみの里」の巡回をしていると,水元公園内のクヌギの木にこのようなものがありました.
バナナを焼酎に浸けてカブトムシなどをおびき寄せる,通称「バナナトラップ」です.しかも,なんとネジで留めています.そのまま放置してしまうと美観を損ねるうえ,木にネジで留めるのは乱暴ですし,木を痛めることになります.生きものを愛する人が行う行為とはとても思えません.また,自分のことしか考えない心ない人が公園を利用していることが残念でなりません.
最近、「カブトムシはどこにいますか?」という質問もときどき頂き、樹液ポイントの探し方などもお伝えしているのですが、今回のような事例が発生しないように,観察マナーもお伝えするようにしています.