丸々と肥えた水元公園のイモムシたち！

皆様こんにちは。水元かわせみの里の野間です。
最近急に熱くなりましたね！季節的には初夏なんですが、最高気温が30度を超えるような日も続いており、まるで真夏の様な熱気を感じます。
草木もすくすくと大きくなるこの頃。かわせみの里では草刈りなどの植栽管理作業も忙しく、毎日汗だくになって草木と格闘しています。すると、そんな草木に大きなイモムシがくっついているのをよく見かけるので、ご紹介したいと思います。
まずはかわせみの里裏手にある野草園で、ノブドウのツルにイモムシがくっついているのを見つけました。まるまると肥ったこの大きなイモムシは、名前をブドウスズメと言います。
頭部をきゅっと引っ込めているのも、ブドウスズメによく見られる行動の一つです。急に捕まったのでどうやら緊張しているみたいですね。体はとてもスベスベで、触るだけでも心地いいイモムシです。
かわせみの里の正門近くにあるハーブ園では、少し地味なカラーのイモムシが見つかりました。頭部の目玉模様がめだつこのイモムシは、ベニスズメといいます。ハーブ園の下草刈りで土を掘り返していたら出てきたので、おそらく蛹になる準備をしていた個体でしょう。とても鮮やかな美しいガになりますので、ぜひ成虫になってほしいところです。
この2種のイモムシはいずれもスズメガと呼ばれるガの幼虫たちで、尻尾のトゲと大きな体が特徴です。あと1ヶ月もすれば、彼らも立派な成虫に育ってくれると思いますので、良かったら探してみてくださいね。