皆さま、こんにちは。コバヤシです。
最近、水元公園内でヤハズエンドウが、生垣の植物に絡まりながらグングン伸びてきています。
近くには花の蜜を求めて、アブやハナバチの仲間がたくさん飛び回っています。
いやぁ春らしいなぁ、とかのんびり見て回っていたら、
あるヤハズエンドウの葉っぱに、アブの仲間が頭から突っ込んでいるのを見つけました。
いやいや、どんな状況やねん。
とかツッコミながら角度を変えて見てみると、ハナグモに捕まっていたところだったとわかりました。
体色が葉っぱの緑色に溶け込んでいて、一目ではすぐに気付けませんでした…。チクショウ…。
ハナグモ恐るべし。
また、同じヤハズエンドウでナミテントウの幼虫も見つけたのですが、見ているうちに茎を一直線に上り、ソラマメヒゲナガアブラムシというアブラムシの群れに突っ込んでいきました。
アブラムシは半数が散り散りになり、葉っぱの方へ逃げたアブラムシを追って捕食していました。
このように、ナミテントウは幼虫時代からアブラムシを食べて成長していくのですね。
春はいろんな生きものが目覚め、または産まれ、育つ時期ですが、
同時にこうした「食べる食べられる」の関係も色濃くなっていく時期なのだと、改めて実感した散策でした。