皆さま、こんにちは。コバヤシです。
先日の日曜日のこと。
雨風が強い中、メスのカワセミが一本の枝にとまりながら、頻繁に鳴いていました。
何してるのかな~と思って覗いていたら、オスのカワセミが魚をくわえて飛んで来て、
メスはその魚を受け取って食べました。求愛給餌です。
(※下記のかわせみの里のフェイスブックページに、求愛給餌の様子を撮影した動画を掲載しました。)
カワセミの求愛給餌は、オスがメスにプロポーズする行為として知られています。
水元かわせみの里のカワセミは、既につがいになり、巣作りも終えているものと思われますが、
文献によれば、求愛給餌はつがいになる時だけでなく、交尾の際や巣作り中でも見られるようです。
実際に水元かわせみの里でも、過去にそのような場面は多く見られています。
つまり、つがいになれた後でも、オスはメスに貢ぎ続けなければならないのですね。
この動画の後半でも、魚を食べ終わったメスはオスに向かって鳴きかけ、オスはそそくさと次の魚を獲りに飛んで行きました。
メス「1匹じゃ足りない。次。」
オス「はい・・・。」
こんな感じだとしたら、なんだかオスの健気さにうるっときます。
でも、メスは巣作りに加えて産卵もしなければなりませんし(まさかもうしたのかな?)、その分体力をつけるためだとすれば、必要なことなのかも知れませんね。
今後も頑張れ、カワセミ夫婦。