皆様こんにちは。
水元かわせみの里の野間です。
今日は、キッズボランティア学習会「野鳥観察の楽しみ方を知ろう」を行いました。
水元公園はたくさんの野鳥が集まる野鳥にとっての憩いの場。
いつも水元公園の自然を大事にしながら、自然との触れ合い方を五感で学んでいるキッズボランティアとして、水元公園の野鳥を知り、観察の面白さを知ることも大切です。
外に出て双眼鏡の使い方を確認したら、いよいよ野鳥探索に出発です。
(私自身が目標となって、ちゃんと見えるか確認しています。)
野鳥を見つけるには、鳴き声を聴いて居場所を探ることが大切です。
そのために、まずは目をつむって耳を澄まし、鳥の声を聞いてもらいます。
この時は3種類の鳥の声が聞こえましたが、あえて子どもたちに何種類の声が聞こえたか質問すると、
「うーん、多分2~3種類くらい…?」
とのお返事が! 流石です! 違いを感じる力はバッチリ備わっているみたいです。
かわせみの里を出発すると、さっそくアオサギが見つかりました。
鳥に詳しい子が、他の子に積極的に説明してくれます。
どうしても種類のわからない鳥も、子どもたち自身で図鑑を見て調べてくれました。耳を澄ませて鳴き声を聞き、みんなで野鳥を探し、観察する……。たった1時間ほどの探鳥で、アオサギやモズ、ヒドリガモなど、なんと12種類もの野鳥を見つけることができました!子どもたちの観察力には驚きです。野鳥観察が終わったら、水辺のふれあいルームに戻ってまとめです。好きな鳥や、どんなところが好きか、言葉にして発表してもらいました。「色や姿が好き!」「行動を見るのが好き!」「夜に動く種類がいるのが好き!」好きの形も十人十色。みんなの思い思いの好きが飛び出しました。
生きものを好きになることはキッズボランティアとして活躍するための第一歩です。
きっとそのうち、私たちに代わって、彼らが皆様に水元公園の生きものを案内してくれるようになりますよ!