皆様こんにちは。
水元かわせみの里の野間です。
暑さが少し落ち着いてきたせいか、ここ最近、かわせみの里の近くには様々な野鳥が飛んでくるようになりました。
カワセミも10日ほど前からまた頻繁に来てくれるようになりましたし、
アオサギやダイサギ、コサギがかわせみの里前の水辺を利用している姿もよく見られます。
この間も、かわせみの里周辺のゴミ拾いをしながらかわせみ池をのぞいてみたら、なんと2羽のダイサギが!
おや? でもよく見てみると、なんだか大きさがずいぶん違うような……?
はい、実は左の小さい方、ダイサギにそっくりなサギの仲間で、名前をチュウサギといいます。文字通り、ダイサギと比べて少し小さく、コサギと比べて少し大きい、中くらいの大きさのサギです。
これがチュウサギで……。
こっちがダイサギ。
いやー、本当にそっくりですね。今回は一緒に居たからすぐに分かりましたが、1羽だけで居たらとても区別できそうにないです。しかし、実は大きさ以外にもこの2種には細かい違いがたくさんあります。今回はこの2種の見分け方を紹介したいと思います。
一つは生息環境の違い。ダイサギは淡水・汽水どちらにもやって来ますが、チュウサギは淡水域や草地を好む傾向があります。そのため、干潟で魚を獲っていたらダイサギの可能性が高く、草地でバッタをくわえているようならチュウサギの可能性が高いと思われます。
もう一つは顔の違い。この二種の顔をアップにして見比べてみましょう。よくみると、ダイサギは体格が大きい分クチバシも長く、また口角が眼の後ろまで伸びていることが分かります。
一方チュウサギはそこまでクチバシが長くなく、また口角は目の後ろ端とほぼ同じ位置で止まっています。
ただ、野外で観察した時になかなか顔の違いを見比べるというのも難しい……。なにか遠目からでも判断できる基準はないかなぁと、鳥類観察に熟練した専門員の芝原さんに伺ったところ、
「ダイサギはクチバシが長く、首も長いためひょろっとした印象があるが、チュウサギはそうではない」
とのこと。
な、なるほど……。
私もはやく、生きものの微妙な違いを感じ取れるようになりたいと思ったこの頃でした。