皆様、こんにちは。コバヤシです。
先月、葛飾区の生物多様性推進協議会の「小さな水田普及啓発部会」の活動の一環で設置している、
「田んぼビオトープ」に植えるためのイネの種まきを行いました。
あれから全然経過報告してなくてすみません。サボってたわけじゃないんです。
むしろこの一ヵ月、イネは施設内で順調に成長し、ついに昨日、田植えをするにまで至りました!
今日はそのご報告をしたいと思います。
まず、4月14日に種を土にまいた後、バケツの口をラップで覆い、水分と温度を保ちました。
一週間もすると…

おおっ、伸びてきた!いいぞぉ。
そして3週間後…

いいですねぇ!もうほとんど田植えに移行できる段階です。
でも、もうちょびっとだけ伸ばそうかな…。
…と、そうこうしている内に、遂に1ヵ月の時が過ぎ…

やばい、成長させすぎた!(汗)
イネを健全に成長させるには、この頃にはもう水と養分の豊富な田んぼの土に移さないと
茎が細く、弱々しいイネになってしまうそうです。
というワケで、さっそく外に置いておいたコンテナに田植え開始!
葛飾区環境課の職員と、「小さな水田普及啓発部会」の会長が来てくださり、
田植えのノウハウについて学びながら植えていきます。
「小さな水田普及啓発部会」の会長が育ててきてくださったイネも、一緒に植えました。
うん、そうですよね。この大きさがベストなんです。
そして田植えが完了!いよいよ「田んぼビオトープ」の本格始動です!
すくすく育てよ~、イネ。
ちなみにこの「田んぼビオトープ」、冬の間も「ふゆ水田んぼ」として
水を張ったまま置いておいたのですが、土を整えようと掘り返したところ、
イトトンボの仲間の幼虫(ヤゴ)を発見!
去年の12月にも見つけた、アオモンイトトンボかアジアイトトンボかな?
今後も、ヤゴをはじめ多くの生きものが利用する環境として、大事にしていきたいと思います。
以上、イネの成長と田植えについてのご報告でした!