みなさま こんにちは、ヤマザキです。
先日、葛飾区内のK中学校の生徒さん2人が、
水元かわせみの里に来てくれました。
中学校の授業の職場体験の一環で、水元かわせみの里のお仕事を体験してもらいました。
最終日のお仕事は、
田んぼビオトープのヤゴ調査。
この田んぼビオトープは、
葛飾区の生物多様性推進協議会の小さな水田普及啓発部会の活動の一環で設置したもので、
キッズボランティアによる稲刈りが終わり、
現在は「ふゆみず田んぼ」として、
冬も水を入れて、生きものが利用できるようにしています。
ヤゴ調査は、「ふゆみず田んぼ」の表面に浮いた水草や、泥をすくいとって、
トンボの幼虫・ヤゴがいないか探すというものです。
はじめはおっかなびっくりだった中学生さんですが、
1匹見つけると、次々に小さなヤゴを発見!
結果は、
イトトンボ科のヤゴが32匹も!
種類は確定できませんでしたが、アオモンイトトンボかアジアイトトンボのようです。
「ふゆみず田んぼ」は、ちゃんとトンボに利用されていました。
そして
「虫はさわったことありません」と涼やかに話していた中学生さんが、
ヤゴを自らさわってみたり
「ヤゴかわいい」とまで言ってくれたことに感動しました。
中学生さんたち、がんばってくれてありがとう。
ヤゴ調査をお仕事にする確率は低いと思いますが、
ここで体験したことが、今後の進路のなにかの役にたったらいいな。
ヤゴたちは再び「ふゆみず田んぼ」に戻し、
トンボになるのを待ちます。
ということで、「ふゆみず田んぼ」をあたたかく見守っていただけるとうれしいです。