皆さまこんにちは。
水元かわせみの里スタッフのキブシです。
かわせみの里にカワセミがようやく飛来し始め、今日6/27の飛来回数は
11回と、久しぶりに二桁いきました!
かなり近くまで来ることもあるので、間近でカワセミを見るチャンスですよ!
ペリットを吐く瞬間。
カワセミに盛り上がる中、水元公園内ではドロバチの仲間も、
活発に活動をしています。
公園内といくつかの場所に、ドロバチが巣を作れる竹筒を設置しており、
現在はかわせみの里のまわりに設置されている竹筒に、
ドロバチの仲間が巣を作っている様子を観察できます。
オオフタオビドロバチ...かな?
竹筒の中には、ドロバチの卵とドロバチの幼虫の食べものが入っていて、ドロバチの
種類によって食べものの種類も変わってきます。
別の巣の中身。
この巣にはガの仲間のイモムシがたくさん入っていました。
イモムシは死んでいるわけではなく、麻酔されて動けない状態です。
ハチの幼虫が、新鮮な食べものを食べられるよう、生きた状態で巣へ運ばれます。
新鮮なイモムシを食べつくすと、蛹になり羽化の準備を始めます。
これまでの調査では、蛹から約一か月ほどで羽化をすることが確認されました。
ドロバチは、こちら側から掴んだりしない限り、襲ってくることは滅多にありません。
水元かわせみの里へ来た際は、カワセミを見つつ、カワセミがいないときは
ドロバチの様子も観察してみませんか?