水元かわせみの里水辺のふれあいルーム

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足環を調べると…


皆さまこんにちは、コジマです。

先日、毎月1回行っている水元公園全域の鳥類調査をしました!
普段水元かわせみの里周りを見るのとは違い、公園全体を周ってみると50種類もの野鳥が見つかりました。
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キャンプ場北側の小合溜には、コガモと、亜種アメリカコガモ(写真中央の白矢印)がやってきていました。アメリカコガモの雄は胸に縦の白い線があり、コガモには無い点で見分けることができますよ。


さて、その他、公園を回っているとユリカモメの足環付きの個体をいくつか見つけました。

これらの足環は、研究者がユリカモメの移動状況や野外での生存率、年齢による経年変化などを調べるために付けているためで、もし見かけた場合は山階鳥類研究所に連絡すると「いつ、どこで捕獲された個体でその時何歳か、その後どこで見つかっているか」などの情報を教えてもらえます。(足環は、鳥の負担にならないよう十分に軽い素材で作られています)
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この個体は、右足に金属リング、左足に青いリングをつけていて、青リングにはKAと書かれています。この個体は2014年12月に捕獲され、その時に既に成鳥だったので、現在4才以上。
千葉県市川市~葛飾区の堀切橋~水元公園のあたりで確認例がありました。

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こちらの青LRのリングをつけている個体は、なんと2007年生まれ!ということはこの冬で10歳半になります。ユリカモメの長寿記録は、今の所15歳ほどなので、もしかしたら記録を塗り替えてくれるかもしれませんね。
ちなみにこの個体は今までに手賀沼~市川市~旧江戸川などで目撃例があり、水元で見つかったのは今回初?のようです。

普段何気なく見ているユリカモメたちも、足環の情報を通して1羽1羽の詳細が分かるのでとても面白いです。
今年来ていた鳥たちが、また来年、再来年もやってくるかもしれませんし、また別の場所で再会することもあるでしょう。

ユリカモメに限らず、他のいろんな鳥にも足環は付けられています。
研究者の方たちが情報を集めているので、もし足環付きの鳥を見つけたらぜひ教えて下さい!

(かわせみの里のコジマまで連絡して頂いても良いですし、山階鳥類研究所に直接連絡するのでも大丈夫ですよ。)

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by kawasemiblog | 2018-02-02 10:47 | Comments(0)