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水元かわせみの里水辺のふれあいルーム

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とても神秘的なシオカラトンボの羽化。

皆様こんにちは。
水元かわせみの里の野間です。

先日のカナブンの羽化に引き続き、またも水元かわせみの里で昆虫の羽化報告です!
常連の子どもたちが捕まえてきたシオカラトンボのヤゴが、無事に成虫になりました!
とても神秘的なシオカラトンボの羽化。_d0121678_11370911.jpg
体をのけぞらして上体を引き抜き、固めた足で抜け殻に捕まると、すくすくと翅とお腹を伸ばし、ヤゴの状態からは想像もできないような姿に変わります。
トンボの羽化もまた、とても神秘的な光景です。
カナブンに引き続きトンボも羽化となると、いよいよ夏の足音が聞こえてくる気がします。
シオカラトンボ自体は4月からも確認されていましたが、やはり水辺をヴンヴンと飛びまわるのは夏場なイメージ。

これから先はどんどんいろんな生き物が現れて、きっと水元公園をたくさん賑やかにしてくれますよ!

# by kawasemiblog | 2022-05-20 11:43 | 生きもの情報 | Comments(0)

水元かわせみの里にアライグマ出没。

皆様こんにちは。
水元かわせみの里の野間です。

ここ2~3週間ほどの間、水元かわせみの里内で「特定外来生物」のアライグマが立て続けに目撃されております。

初めて確認したのは5月1日の18時ごろ。
それから時折、夕方になると必ずかわせみの里正門側から侵入し、水辺のふれあいルーム窓外の縁を歩いて野草園側に飛び移り、林の中に姿を消します。
水元かわせみの里にアライグマ出没。_d0121678_09553170.jpg
(窓外のへりを歩くアライグマ。)
水元かわせみの里にアライグマ出没。_d0121678_10043655.jpg
(野草園奥からこちらを警戒するアライグマ)

これらの写真を撮影した昨日の18時ごろも、同じルートを通っていました。
目撃する時は常に同じ時間帯に同じルートを通るとなると、18時ごろにかわせみの里正門付近に来る理由があるということ。
そうなると、思い当たるのがネコへの餌やりです。

水元かわせみの里にアライグマ出没。_d0121678_12553220.jpeg
(今朝の見回りの際に発見した放置されたネコ餌。かわせみの里周辺では毎日の様に確認します)

水元公園内では、水元公園の許可団体以外の個人によるネコへの餌やりを禁止しております(かわせみの里の敷地内も同様です)。
しかし、残念ながらルールを守られずこっそり餌やりされている方もおり、そうして放置されたネコの餌をカラスやタヌキが食べている姿を確認しております(認可された活動では、給餌のあと容器や食べ残しを都度撤収することになっています)。
餌やりをされている時間帯も早朝や夕方になるため、アライグマもその時間を目指してこの近辺に訪れているのかもしれません。

アライグマ自体はあくまで人間の都合で連れてこられた生きもので、彼ら自身が悪いわけでは決してありません。
しかし、それでもアライグマは「特定外来生物」。環境へ大きな影響を与えることが懸念されている生きものです。
アライグマは野鳥や小動物の生息に影響を与え、また疥癬症にも耐性を持つことからタヌキへ疥癬症を広める要因になるとも言われています。

以前、水元かわせみの里周辺で見られる疥癬症のタヌキの記事を上げましたが、これもまた餌やりによる弊害の可能性を示唆したものです。
餌やりをされる方は、もちろん善意で行われたものと思いますが、その影響について、もう少しご配慮いただけたらと思います。

# by kawasemiblog | 2022-05-19 11:30 | 生きもの情報 | Comments(0)

まゆの中からこんにちは!カナブンの新成虫!

皆様こんにちは。
水元かわせみの里の野間です。

およそ一月前に報告した、かわせみの里裏手の「野草園」で見つかったハナムグリ類の幼虫が作った土まゆ
これがそのうちサナギとなり、そしてまさに本日、新成虫が誕生しました!ひゅー!
まゆの中からこんにちは!カナブンの新成虫!_d0121678_10322178.jpg
この見た目は完全にカナブンですね!
まだ色が出きっていないのか、背中は鈍い赤銅色をしていますが、頭部は既にカナブンらしい緑がかった金属光沢が見えています。

ちなみに脱皮直後の姿はこちら。
まゆの中からこんにちは!カナブンの新成虫!_d0121678_10321946.jpg
頑丈にこしらえられた土まゆの隣に、ずるりと向けたサナギの皮がしなりと伸びています。
アゲハチョウなどもそうですが、サナギは非常に硬質なのに、その抜け殻はめちゃくちゃ薄っぺらくて柔らかいです。

サナギにふくまれる栄養成分を羽化の際に持ち出すのでしょうか?
サナギの内に中身を食べられた場合は、サナギはとても固いままですので、ふしぎです。

ふしぎと言えば、実はこのカナブン。2011年まで幼虫の生活史がまったく知られていない生きものだったと言います。
成虫は容易に産卵するものの、野生化で幼虫が見つかることがなく、また成虫から得られた幼虫も飼育下では必ず全滅してしまうとか。
結果的に、クズ群落で腐葉土を食べているところが発見されたようですが、時代が時代ならもしかしたらこのカナブンの新成虫誕生は一大ニュースだったかもしれませんね笑

# by kawasemiblog | 2022-05-18 10:46 | 生きもの情報 | Comments(0)

スベスベでふわふわ! シロダモの新葉

皆さま、こんにちは。コバヤシです。

最近、かわせみの池の園路脇に生えるシロダモが、うなだれるように枝先から白っぽい葉を垂れ下げているのが目立ちます。
スベスベでふわふわ! シロダモの新葉_d0121678_18563677.jpg
遠目から見ると枯れ果てた葉のようにも見えますが、これは新葉です。
新葉は全体が柔らかい毛に覆われており、それで白っぽく見えるのです。
スベスベでふわふわ! シロダモの新葉_d0121678_18563622.jpg
顕微鏡で拡大してみると、まるで動物の毛皮のようにびっしりと毛が生えています。すげぇ。
一本一本が光を反射して、きれいな光沢も見えますね。
スベスベでふわふわ! シロダモの新葉_d0121678_18574860.jpg
(シロダモの新葉の表面に生える毛の拡大写真)

そんなシロダモの新葉、触ってみると、なんと絹の様にスベスベでふわふわ!
葉っぱとは思えぬ手触りで、めちゃくちゃ心地良いです。すげぇ。ずっと撫でていられる・・・。


この毛は、まだ若くて柔らかい新葉を保護するためのもの。
毛は葉の成長と共になくなっていき、最終的には大きなツルツルの葉になります。
かわせみの池の近くを通る際には、今の内にぜひその感触を楽しんでみてください。もちろん、まだ若い葉なので、優しくそっとね。

# by kawasemiblog | 2022-05-17 19:12 | 生きもの情報 | Comments(0)

自然学習講座「花と昆虫のふしぎな関係」を開催しました!

皆さま、こんにちは。
水元かわせみの里の野間です。

5月14日(土)に、自然学習講座「花と昆虫のふしぎな関係」を行いました。

講師は、一昨年に送粉系の面白さに目覚めて以来、誰かに話したくて仕方なかった野間が担当しました。
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送粉系となると、これはとても大切ながらなかなか難しいテーマ。
これを理解し、送粉者たちをしっかりと観察するには、まずはなぜ植物が花を咲かせるのか、昆虫が花にやって来るのかを知らなければなりません。

というわけで、まずははじめに水辺のふれあいルームにて、送粉について簡単な説明。
花は受粉して種を作るために花を咲かせ、昆虫は蜜や花粉を求めて花を訪れ、その時に花粉が付着し、運ぶのだとを伝えました。
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お話の後は、実際に外に出て観察です。
花に近寄ると虫たちが逃げてしまうので、参加者に双眼鏡を渡し、遠くから見てみようと伝え、今咲いている様々な花を巡りました。
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その傍ら、水元かわせみの里で育てているコモンセージの花を一輪だけ失敬して、みんなで花の構造を観察。おしべとめしべを確認し、虫たちによる受粉のシステムを再確認です。
その後はついでに昆虫になりきって、蜜をちゅっと楽しんでみるなんて場面も。
コモンセージの蜜はハーブの様な清涼感ある味がしました(試しました)。
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観察が終われば水辺のふれあいルームに戻って見てきた生きものの振り返りです。
花を観察するごとに、見られた昆虫を記録してきましたが、花の色や形、大きさによって来る昆虫の種類が異なることが解ります。
花は様々な形状に変化することで、自分に来る昆虫を選んでいるんですね。
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ところで送粉昆虫にはハエやアブ、ハチにガなど、一般的には嫌われ者が多いです。
しかし、この送粉昆虫たちがいないと多くの植物は種を作ることが出来ないため、自然界にとって彼らはとても大切な生きものたちです。
そして、自然界にとって大切な生きものなら、同じく自然から恵みを得て暮らしている我々人間にとっても大切な生きもの。
彼らがいることで、我々も日々ご飯を食べることが出来ます。
そんな昆虫たちのことを大切に思い、これからも自然観察をしてみてくださいと伝え、今回の講座は終了しました。
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(5月11日の野間家の晩御飯)

今回の講座を受けて、参加者の皆さまからは、
「様々な虫が見れた!」
「一つの花に思ったより多くの虫がいることに驚きました。」
「スズメバチの女王もエサをとることにびっくりした。」
「最後のオムライスの説明は身近なことなので興味深かったです。」
などの感想をいただきました。

講座に参加してくださった皆さま、
お手伝いくださったボランティアの皆さま、
どうもありがとうございました。

# by kawasemiblog | 2022-05-15 13:07 | 自然学習講座 | Comments(0)